ガバナー メッセージ
国際ロータリー第2570地区
2025-26年度ガバナー 坂口 孝(川越 RC)
1905年に誕⽣したロータリーは幾多の変化を⽣みながら、⼤きく成⻑し地域社会へも多⼤な貢献をしてきました。しかし、そのロータリーが 21 世紀を迎えようとした頃から会員数の減少が顕著になってきました。特に先進国であるアメリカ、カナダでの会員数の減少が顕著に現れました。⽇本も例外ではなく会員数の減少が続いております。また、当地区も例外ではなく 1990 年後半をピークに会員数の減少が続いています。
さらに、その変化に時を合わせるように、会員資格、職業分類制度、例会の意義と⾔った初期のロータリーの基本までもが⼤きく変化してきました。
「ロータリーは変化しすぎる」とか「ロータリーが変わってしまった」というメンバーもいるようですが、
ロータリーの主体は RI でも地区でもありません。クラブなのです。
これを機に、各々のクラブが⾃クラブの現状を⾒つめ直すべきだと私は思います。
先達たちが築き上げてきた偉⼤な「ロータリーの基本理念」を改めて⾒つめ直し、主役である各々のクラブが、独⾃に個性を打ち出し「強いクラブ」を創造していく事が必要です。
地区は、その為の⽀援を厭いません。
その為には、⼀旦原点に戻りそこから新たな第⼀歩を踏み出していくべきだと私は思います。先ずは、地区内クラブが「活性化」のための⾏動を起こし「強いクラブ」になって頂くことが急務です。
21 世紀に⼊り「ロータリーは奉仕団体である」とか「ロータリーはボランティア団体だ」と⾔われるようになってきました。それは間違いではありませんが、本当にそうでしょうか?ある意味そうかもしれませんが、本来は「ロータリーは奉仕(Service)する⼈達が集まった団体」だと私は思います。
そして、奉仕(Service)は、決して⾃⼰犠牲を強要するものではありません。⼈のために尽くすことは、巡り巡って結局は「⾃分の為になる」のです。
結びになりますが、Unite For Good〜よいことのために⼿を取りあおう〜を合⾔葉に、「クラブ活性化」を推進していきましょう!
「2025-26年度 国際ロータリー第2570地区行動指針」全文を読む